□投稿者/ クレール 軍団(130回)-(2011/05/30(Mon) 12:01:23)
| 2011/05/30(Mon) 18:16:19 編集(投稿者) 2011/05/30(Mon) 12:42:03 編集(投稿者)
中身的には、藩国設定と森国人設定の焼き直し+これまでの経緯を考慮した穴埋めのための加筆修正など。 L:データとしての中核になりそうな部分は質疑の後にして、とりあえずは回りをうめていきますね。 短い文章になるかもなので、これを元に膨らましてもらってもかまいません。
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古くも新しいるしにゃん王国の人々
森国人は妖精の一種である森妖精とも言われることがある。だが、多くにはエルフという呼び名が最も耳慣れた言葉だろう。
彼らは森の神の祝福を受けた大森林の中に居を構え、大自然への敬意を忘れることなく、森と水を愛し、自然と調和した豊かで穏やかな文化を築く。そのさまは、訪れる旅人に幻想のおとぎ話の中に、あるいは時を越えて生きる古の文明の中に迷い込んだかのような錯覚を与えることだろう。
古い伝説では彼らの祖先は森の神であり、かつては今よりも優れた知性や感覚を備え、森の神の眷属、祝福されし者として老いを知らず病にもかからない高貴な存在だったと語られている。 その真偽は定かではないが、それ以外にもこの国には昔より伝わる風習や伝承が多く残っており、そういった背景から知に対する好奇心が旺盛である。 ゆえに、王立医学院、星見台といった学府や研究機関の運営にも積極的で、見聞を広げようと世界を放浪する旅に出る者も多い。 こういった探究心はつい高等な知識や技術に傾倒しがちであるが、保育園・小学校などの初等教育も整備されており、国民全体の知的レベルはしっかりと育てられている。 一方で、知識とは大自然の真理でもあるという考え方から、その追求には敬意と慎重さを忘れることはなく、禁忌への抵触は回避する傾向があり、徹底して禁じられている。
るしにゃん王国の民は閉鎖的、排他的と言われることもあるが、それは一部の視点から見た誤解だ。 彼らの本質は昔から温厚で平和的、柔らかく言い換えればのん気である。フリーダムと呼ぶ人もいるだろう。 そんな彼らは第一印象さえ悪くしなければ非常に友好的である。なにせ建国より伝わる格言に「るしにゃんは友を忘れない」というものがあるくらいだ。深い友情を結ぶことができたなら、きっとその多くは生涯信頼に足る隣人となるだろう。
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るしにゃん王国の産業基盤とその歴史
るしにゃん王国の産業の主体は生命力の溢れる森や湖などの天然資源を背景にしたものである。 豊かな自然の恵みと、畑や果樹園から収穫する作物。そしてそこから作られる衣食住を足らしめるもの。 また共和国の医療は森国の技術と言われるように、るしにゃん王国でも医学は盛んである、特に森の植物を用いた薬学は目を見張るものがあり、近年は他国の植物なども取り寄せた研究と薬作りが盛んである。
だが、俗にシーズン2と呼ばれる時節を境に、るしにゃん王国は激動の日々を送る。 3度も多くの森が失われ、それを蘇らせるために奔走する日々。 またあるときはかつては見なかったモンスターが森を跋扈する時もあった。 これら万難を排し、再び、静かで平和な森を取り戻す。シーズン2は、まさにその復興の歴史であったといえる。 その激動にるしにゃん王国民は屈することなく、T18のときまでを生き延び、 共和国屈指のファンタジー国家として成長、また新しい産業のあり方によって確固たる地位を得た。 アイドレスの最後を見ずに滅ぶと予言さえされていた国がだ。 予言を覆せたのは、幾たびのやり直しに多くを学び、努力を重ねた結果なのだといえよう。
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