□投稿者/ manaly 一般人(1回)-(2011/06/11(Sat) 11:39:24)
| 設定埋めの為の文章を書いたので投げておきます。11日中に追加予定。 適当に合うよーに取捨選択してください。改変も可。 ◆◆◆は種族名とかそんな感じ。付けられなければ削ってください。
○種族設定的なもの ◆◆◆。彼らの本来の姿は「猫」である。 四つ足で、三角耳で、毛がふっかふかで、長い尻尾があって、鳴き声がニャーもしくは喉を鳴らしてゴロゴロな、共和国のシンボルである「あの」動物である。 その選定基準もまた、非常にシンプルである。 簡単に言えば、変化の術――人化の術とも呼ばれるそれを会得しており、ほぼ完全な人型に「化けられる」事。それを満たしていればどんな年齢でもそう呼ばれることになる。ちなみに耳と尻尾が変わらないのはご愛敬だ。 これは彼らの種族的な特殊技術と呼べるものだが、面白いことに系統として同じである筈の魔術の類はというと、扱えない事の方が多い。あるいは(平均的に見ても)下手だとされている。 ただしあくまでも「全般的な傾向」であり、個々の猫での個体差(環境差)が激しいので一概には言えない。 完全な人型にまで化けられない猫は◆◆◆とは呼ばれない。 中でも、国の王城などに仕えてくれる者たちを伝統的に「猫士」と呼んできた。
彼ら◆◆◆がそうまでして化けるのは、好きな人間に寄り添う為だという。 というのも、全体の傾向として人間に好意は抱いているものの、実際に猫のまま立って歩いて人間の真似をするのは、四つ足のカラダを持つ彼らにとって相当な負担なのである。 (具体的には腰に来る。ものごっつ来る。なので、とてもよろしくない) 逆に言えば、その労力すら厭わないほど相手に好意を抱いているからこそ、変化の術を学ぼうとするともいえる。 これは変化の術以外の能力に関しても同じ事が言える。 極端な話、医者の横で共和国どころか帝國にしか生えない植物の種類効能まで全て諳んじる者がいるかと思えば、戦士の横で自分の十数倍の体格を持つ獣を相手に一歩も引かない者もいるという訳だ。 そして、大半の猫の性質がそうであるようにその好意と情熱は大抵、特定の相手へと向けられるものである。 自分の相方と認めた相手がいなくなった時には彼らもまた変化の術を解き、人間に与えられた名前を捨てて、ただの猫に戻る――伝承に従って言うならば森の奥にある猫の神殿へと戻っていく、という訳だ。
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