タイトル | : FEGの死闘を受けての考察 |
投稿日 | : 2007/03/09(Fri) 17:27:45 |
投稿者 | : S43 |
FEGの死闘ダイジェスト
FEGに現われた敵はアラダだったがボラーではなかった。
モカとカンという弓をもつアラダ(つまり白のオーマ)とチル12体の敵は一国で戦うには強力すぎる敵だった。
チルはFEGの総戦力、たけきのこ使節団とその護衛に扮した帝國の精鋭達、さらに救援に現れた知恵者とサウドによって、被害を出しながらも撃退に成功した。
一方、裏切り者を抹殺せんとするアラダに前に、藩王是空の命は風前の灯。
アラダの使役する地獄の大公爵アーデラスウードの前にその命を散らすかと思われたその瞬間、現れたのは、「白にして雲」前WOにして光太郎の兄、玖珂晋太郎だった。
光太郎の魔力を受けた晋太郎の超絶絶技が炸裂し、アーデラスウードは崩壊した。
現われたアラダは白のオーマでこれに対抗しうる存在である裏切り者を探していた。
裏切り者のオーマは黒。
目標と異なっていても気にすることもなく、これを倒そうとしていた。
シロの指示した、輿入れはこのアラダ襲来を予見してのことと思われる。
NPC三名の活躍で撃退に成功しているが、帝國の精鋭が派遣されていなかったら、それも叶わなかっただろう。
次に控える同時多発爆発も同様の敵が現れるのなら、数国の滅亡レベルの被害で済むとは思えない。
アラダが含まれている敵の侵攻を防ぎきるほどの戦力は各国には存在しないし、10箇所もの戦場に援軍を送るだけの余裕はありはしない。
アラダがいないとして、なんとか勝負になるだろうか?という状態だろう。
シロがこれまで予測しているのなら、ここにはボラーも他のアラダも含まれていないと考えられる。
帝國の戦力を割いてまで、FEGを救う理由がないからだ。
では、ボラーはいずこへ
以前の検討では、アラダに覚醒したPC三名・ACEユニット・WOなどを狙うのでないか?という意見があったが、上と同じ理由で、この可能性は薄い。
更に言えば、どれが優先されるかという決め手に乏しく、これを断定できない。
黒のオーマで、今回の同時多発爆発に含まれていない世界忍者国にいる、ロジャーは有力ではあるが、ボラーが付け狙う根拠としては決定力が不足する。
他の世界の存在、ヤガミや吹雪、亜細亜という可能性は捨てきれないが、モカとカンの言動を見る限り、アラダといえど、正確にこれらの居所や考えを読めると言った能力はないと思われる。
この場合、FEGに向かってきた理由が不明となるが、いずれにしても外世界の誰を狙うかという事を特定するに足る情報はない。
こうであれば、やはり、本命は小笠原、そしてその先のファンタジアという線が濃厚である。
偵察部隊はボラーを発見できなかったが、小笠原に既に渡ってしまったという可能性を否定するものではない。
残る問題は如何にして小笠原、この危機を知らせ、また、駆けつけるのか?という問題なのではないだろうか?