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ミュシャ様JSON(るしねこ部分抜き)
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□投稿者/ 来須・A・鷹臣 一般人(13回)-(2017/08/15(Tue) 01:09:33)
| 2017/08/17(Thu) 01:06:57 編集(投稿者) 2017/08/17(Thu) 00:16:31 編集(投稿者)
[ { "title": "ミュシャ", "part_type": "group", "children": [ { "title": "お姿", "description": "ミュシャ様は猫なのでもちろん猫なのではあるが、王猫という立場上人と猫とを結ぶために日頃から変化の術で人の姿を採っていらっしゃる。\nその姿は幼気な少女のそれであるが、笑顔は周りを照らすような愛らしさに溢れておられる。", "part_type": "part" }, { "title": "にゃはは", "description": "ミュシャ様の口癖とも言うべきか、常ににゃははと朗らかな笑顔を浮かべていらっしゃる。今のところにゃはは以外のお言葉を聞いた国民はいないが、不思議と意思疎通は可能。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "日常", "description": "普段はるしにゃん王国の無事を祈ったりして過ごされている他、祝福によって魔法的に品々を清め加護を授けたりなさっている。", "part_type": "part" }, { "title": "愛らしさ", "description": "常ににゃははと笑みを浮かべながら、時折政庁で職員に可愛らしい悪戯をなさったり、その愛らしさからマスコットとして絵に描かれることも。", "part_type": "part" }, { "title": "鈴", "description": "ミュシャ様のお気に入りのアクセサリー。頭の両サイドに結んだリボンと、首元のチョーカーについた鈴は、ミュシャ様が動く度にちりちりと軽やかな音を立てる。", "part_type": "part" }, { "title": "猫達の王", "description": "王猫ミュシャ様はるしにゃん王国の猫士、猫妖精etc…猫達の王であるが、本猫はいたってフレンドリーなご様子。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "王猫となるまで", "part_type": "group", "children": [ { "title": "はじまり", "description": "B世界るしにゃん王国。他に漏れず国土が砂漠と化したそこを、それでも再び豊かな森へ戻そうと人と猫はその一歩を踏み出し始めました。\n後に王猫とされるミュシャ様の姿もその一団の中にあったのです。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "苦難", "description": "藩国船をからの再生成があるとは言え、復興は地道なものでした。木は花はただ地に種を蒔けば良いというものではありません。土を豊かにし、嵐から新芽を守り、一つの木を林へ森へと育てていく。それは喜びもあれば苦しみに顔を俯かせる日々でもありました。それでも人々は必死に働き、-―働きすぎてしまったのです。そうして段々と笑顔が消えようとするのを、その一匹の猫は見ていることができなかったのです。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "笑顔", "description": "その前夜、王国は春の嵐に見舞われていました。すくすくと育った木々が風に煽られ、花は散り散りです。夜が明けてみれば、地面には風を受けて折れた枝が落ちていました。そして、一匹の猫――ミュシャ様はそれを拾い、嵐も通り過ぎ晴れ渡った青空へと掲げました。\nにゃははー。\n折れ口からはそれでも最後まで風に抗ったのだとわかる瑞々しい青さが覗き、細い枝先には鮮やかな新芽をつけていたその枝を周りに誇るように掲げて。ミュシャ様は笑いました。まるで春の日差しがそこに命の形を採ったかのように。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "そして今", "description": "ミュシャ様の笑顔につられる様に、人々は久しぶりに空を、周囲を、森を見ました。ああ、懐かしくも美しい、森がそこには広がっていたのです。まだまだ若木ですが木々は生い茂り、小鳥が歌う横をネコリスが駆けていきます。\nみんなは大切なことを忘れてしまうところだったのです。それを、ミュシャ様の笑顔が気付かせてくれました。\n人々はミュシャ様にお願いしました。どうか友よ、私達と一緒に国を導いてはくれませんか。\nミュシャ様の答えはもちろん――にゃはは。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]
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